男性が多く持つ男性ホルモンは筋肉などを強くしてくれるものの、多すぎると体毛が濃くなってしまい、いわゆる毛むくじゃら状態になります。そして私はそういう体質の男でして、昔はよく親を恨んだものですね…。

中学生くらいのときは普通だったのですが、高校生になると全身に無駄毛が増え始め、大学生のときはもう腕も胸もすごいことになっていました。おかげで脱いだ姿を見た知人は「すげぇな、体格もいいし、リアルゴリラじゃん？」なんて言ってましたね…。

男性ホルモンが多いと体格も良くなるように、たしかに私は筋肉も多めです。ですが、体毛が多すぎるせいで全然うれしくないですし、筋肉が多くとも人前で肌を出せないから、全くの無意味でした。ちなみに兄は私ほど濃くはなくて、同じ兄弟でもここまで差が出るとは思いませんでしたね…。

こうした特徴もあって引っ込み思案になった私ですが、男性ホルモンが多い男の宿命なのか、性欲だけは抑えきれませんでした。最初はオナニーで満足していましたが、徐々に女体への興味が強くなっていき、「不倫募集掲示板なら、毛むくじゃらでもOKかも…」と淡い期待をかけて相手を探してみたのです。

前々から私でもセックスできそうな方法は探してまして、それで人不倫集掲示板に行き着きました。この掲示板は『最低限の常識さえあればどんな男でもやらせてもらえる』なんて噂がありまして、毛深い私でもセーフだと信じたのです。

不倫募集掲示板を使って相手を探しているときも、素直に「ちょっと体毛とか濃いですけど、いいですか？」と聞いていました。すると「別にいいですよ！」という女性が本当にいまして、私は「ああ、こういう掲示板にも天使がいるのか…」と泣きそうになったものです。

とはいえ、会って脱ぐまではどんな反応かは分からないので、私も緊張しつつ待ち合わせ場所へと向かいました。一応服で隠せる場所以外は手入れをしていたので、初対面の印象は決して悪くなかった…と思います。

そしてラブホテルに到着し、相手以上に恥じらいを持ちつつ、私は服を脱いだのですが…相手女性は嫌がることなく、「これくらいの体なら、見たことありますよ！」とすぐに返事をしてくれて、私はようやく安堵できたのです。

これ以降も不倫募集掲示板を使い、いろんな女性と遊んでいますが…毛深さを嫌がる人はほとんどいなくて、今はなんとか自信を持てています。まだ彼女を作るのは先になりそうですが、今はもっと自信を身につけておきたいですね。